美容室アムリタのアメカジ基地

アメカジ美容師のブログです。

アディクトクローズ 革ジャン コレクション

どうも僕です。アムリタです。

カテゴリで探すよりも目次から飛べた方が見やすいんじゃないかと思い、現在編集中にございます。

・ここは自分語りなんで飛ばしちゃって下さい

まずは革ジャンに関して自分語りをさせて頂きますが、オレが原宿界隈で働いていた20代前半、世間では渋カジというスタイルが流行っていておりました。

 

髪型は改心する前の三井くん。

ボトムスは裾の擦り切れたLevis646かLee102。

で、首からゴローズ下げてレッドウイング履けば完成でしたが、問題はジャケット。

夏場はともかく、秋冬にもなれば皆こぞって革ジャンを着たモンです。

ショットのワンスター、もしくはバンソンがマストアイテムでしたが、これがまた硬くて重くて、ヒョロガリのアシスタント(見習い美容師)だったオレでは手も足も出ませんでした。で、結局は硬いが、いくらか軽いホースハイドのA-2を選んだのですが……

 

改めて言いますが"硬くて重い"。

それが20代のオレの革ジャンに対する認識でした。

 

そして40代も半ばを超えた現在、所有している革ジャンは7着。

1着は前述したホースハイドのA-2ですが、残り5着がアディクトクローズなのです。

なぜアディクトクローズなのか? その理由はジャケットを紹介しながら語りましょう。

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まずはアディクトクローズを知らない方の為に簡単に説明を────

・アディクトクローズ(ADDICT CLOTHSE)とは

アディクトクローズは、2006年に富山県にて小規模なショップとしてスタートし、2010年にレザージャケットを基幹としたブランドとして設立されました。

 

オーナーデザイナーの石嶋聡氏はコワモテ系イケメンで180cmくらいあんのかな? 若干、近寄り難い雰囲気があるものの、話してみると意外に気さくな……というかお話好きな人柄で会話が尽きない。

知識を人に伝えたい、そんな気持ちが溢れている方で、つい安藤製靴の社長を思い出しました。コワモテなのも似てる。

 

そんな石嶋氏が作るのは、古き良きイギリスのレザージャケットを日本人の体型に合わせて再構築した、正に"ニューヴィンテージ"と呼ぶに相応しいレザージャケットです。

 

個人的に他所の革ジャンと何が違うかと訊かれたら「革」と答えます。特にシープレザーが凄い。

初めて触った時の感動は、40過ぎて鈍麻になっていた俺には新鮮だったなあ。

 

というワケで、アディクトクローズの代表作シープスキンのAD-01からご紹介します。

・アディクトクローズ AD-01(SHEEP)シングルライダー

MODEL: AD-01 CENTER-ZIP JACKET
BODY:SHEEP SKIN(Black)

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極めてオーソドックスな形のシングルライダース。

普段着に馴染みやすい、ただ羽織るだけで男っぷりを上げてくれる素敵ジャケットです。

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馬革>牛革>羊・山羊革

なんて序列を勝手につけていたのですが、アディクトクローズの羊革は凄い。

軽い・柔らかい・溢れる高級感。

しかし、こればかりは文章では伝えきれない。

実際、美容室アムリタのお客様に羽織ってもらうと、皆さん口を揃えて

「思っていたよりも断然、着やすい」

と、答えています。

 

大袈裟な言い方になりますが、誰もが気軽にカッコ良くなれる革ジャンではでしょうか?

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個人的にはココ、ちょっと小ぶりな襟の形が気に入っています。

 

 

・アディクトクローズ×デウスウキスマキナ AD-03D ダブルライダース

MODEL:AD-03D BRITISH ASYMMETRY JACKET
BODY:SHEEP SKIN(DARK BLUE)

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次にご紹介するのはダブルライダース。

この絵から伝わるのは何でしょう? 高級感?

そう、高級感もあるのに軽くて柔らかいんですよ。それでいて「俺は今、革ジャンを着ている」的な重厚な着用感をも味わえる。
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襟を開いた画像もどうぞ。

 

コラボ相手のデウスエクスマキナですが、オーストラリア発のブランド、って事しか知りませんでした。

街中でたまに『DEUS』と書かれたキャップを被ったスケーター風の若者を見て、「ああ、スケーター系のブランドか」としか認識していなかったので、アディクトクローズとコラボした時には驚きよりも"?"の感情でした。

 

よくよく調べてみると、オーストラリアの広大な地でこそ楽しめるサーフィン、スケボー、バイクなどのカルチャーを具現化したブランドなんですね。

もう、スケールのデカさが大陸的。
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ダブルネームのタグに特別感があって嬉しいですね。ハンガーに掛けとくだけでも絵になります。

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 ドーンと大きな一枚革が背に当てられていますが、よく見ると中心に角質の様なシワが見えます。

昔、丸々一頭分のシープレザーの一枚革を見たことがあるのですが、どう工夫しても一枚使い果たさないと、この背中のパーツは作れないと思います。おそらく、この部分が一番金掛かってる。

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アディクトクローズの下げ札の他に、デウスのタグも付いてます。ゴムの様な素材でコースターみたいなタグです。
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光の当たり具合でしょう。左腕のが青っぽく写っていますが、このジャケットはダークブルーです。

丘染、すなわち茶芯なので、育て甲斐がありますね。

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最後は着画でお目汚しを。

公式によればサイズ40は

着丈65 肩幅47 身幅55 裾幅52 袖丈64

と、なります。

私のスペックが173cm 73kg、ちょっと筋トレしてる体型です。

フロントを閉めるとやや胸が苦しいので、基本的には開けて羽織るスタイルで楽しみます。

 

おそらくはダブルネームなだけで、裏地以外は現行のAD-03と変わりはないと思われます。

 

 

・アディクトクローズ AD-10 BMC JACKET(SHEEP SKIN)

2022年9月24日(土)から着用開始。

アディクトクローズAD-10 BMCジャケットです。

……って、しまった。BMCの意味を聞くのを忘れてしまった!

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多分、ベルスタッフのトライアルマスターないしロードマスターが元ネタだと思われますのでBMC(Belstaff Manufacturing Co Ltd)なんじゃないかと。

間違っていたらゴメンなさい。

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オッサンの着画で恐縮です。

いかに柔らかなシープレザーといえど、新品なんで馴染んでおりませぬ。

特に両脇の付け根にまでポケットが縫い付けられているので、ちょいと脇や胸に干渉して違和感を感じます。

着込んで柔らかくなれば問題ないと思いますが、コイツはしばらく室内で慣らし運転が必要ですね。

 

 

 

 

 

アディクトクローズは、都内の思い付くブランドの全て巡って行き着いた、オレ的に最強最高の革ジャン屋です。(実はMOTOとか天神レザーも悩みましたが笑)

みんなもぜひ行ってみてくれよな!